豆知識

手拭いのほつれの対処法:簡単2ステップ

手拭い ほつれ 直し方

前回京屋染物店の手拭いの端が縫われていない3つの理由をご紹介しました。

それでもやっぱり、手拭いのほつれが気になってしまう方も多いはず。

今回は、手拭いのほつれの対処法:簡単2ステップをご紹介します。

手拭いのほつれの対処法:簡単2ステップ

手拭い ほつれ 直し方

1ステップ:洗濯をする。

「手拭いを洗濯したら、もっとほつれちゃうじゃないか」と思われる方も多いと思いますが、実は洗濯を続けると生地が落ち着き、生地端から1cm程度でほつれは止まります。ほつれは少し気になるかもしれませんが、洗濯を続けてみてください。

手拭い 洗濯

ステップ2:ほつれをハサミで切り揃える。

手拭いのほつれは最初のうちは必ず出てきます。気になる場合は、ほつれた糸をハサミで切り揃えてあげてください。
切り揃えることで、より快適に美しくご使用頂けます。

手拭い ほつれ 直し方

手拭い ほつれ 直し方

手拭い ほつれ 直し方

手拭いのほつれには、他人がケガした時にも裂いて使えるようにという日本人の粋な魅力もあります。
なぜ昔から日本人は手拭いの端を縫わず、ほつれと上手に付き合ってきたのかについてはこちらをご覧ください→手拭いの端が縫われていない3つの理由
ほつれと上手く向き合って、手拭いの良さを楽しんで頂けたらと思います。

京屋染物店の手拭いの端が縫われていない3つの理由

手拭い ほつれ 直し方

手拭い(てぬぐい)の端って、切りっぱなしになっていますよね。

「切りっぱなしになった部分のほつれが気になる」という人もいると思います。

なぜ京屋染物店の手拭いの端は縫われていないのでしょうか?

手拭い(てぬぐい)の端が縫われていない3つの理由

手拭い ほつれ 直し方

手拭い(てぬぐい)の端が縫われていないのに理由が3つあります。

【理由その一】乾きが早い

手拭い デザイン レンコン柄

手拭いは汗や水をぬぐったり、入浴時に体を洗ったりするための布です。

手拭いの端を縫ってしまうと縫い部分に水分がたまり乾きが遅くなります。

手拭いの端を縫わないのには、端を縫ったものより、乾きを早くするという理由があります。

 

【理由その二】衛生的

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手拭いの端を縫うと水分が多くたまり乾きが遅くなります。
湿ったまま放置すると雑菌が多く発生する原因になります。
手拭いの端を縫わないことで乾きが早くなり、雑菌の繁殖を抑えるメリットが生まれます。
手拭いの端を縫わないのは、衛生的に手拭いをお使い頂きたいという理由があります。

【理由その三】応急処置

端が縫われていない手拭いは、生地をすぐに裂いて使用でき、ケガをした際の応急処置として使うことができます。

今ではこの使い方は少ないかもしれませんが、江戸時代にはこうして、見ず知らずの人の手当てをしてあげるなど、粋な使われ方もしていたようです。
下駄や雪駄を履くことが一般的だった時代には、鼻緒が切れることもありました。
そんな時に手拭いをサッと出して手拭いを裂き、鼻緒の応急処置をしたようです。
手拭いは様々な用途に使うことが出来る汎用性の高い商品です。
その汎用性の高さを最大に活かすためには、端を縫わない手拭いが一番です。

 

手拭いのほつれが気になる方も多いかもしれませんが、手拭いの端にもちゃんとした理由と歴史が隠れています。

京屋染物店が手拭い生地に『特岡』を選ぶ理由

手拭いの生地について

手拭い(てぬぐい)の生地は大きく分けて、「文」生地と「岡」生地の2つの生地があります。

「文」生地

文(ぶん)生地は「総理」とも呼ばれ、太めの糸で編まれており、目が粗い生地です。比較的安価で、通気性や吸水性に優れます。剣道の面手拭いや踊り、台所での布巾や掃除などで使うのには良いと言われています。

「岡」生地

岡(おか)生地は、細めの糸で編まれており、目が細かい生地です。目が細かいため、肌触りが良く、風合いが柔らかい特徴があります。また、目が細かいため、染料で染めた際にも細かい部分まで染まり、デザインにこだわった手拭いを作れますが、「文」生地に比ベ、高価な生地になります。「岡」よりも良い生地は「特岡」と呼ばれ、浴衣などの生地に良く使われています。

京屋染物店の手拭いは、基本的にこの「特岡」の生地を使っています。

手拭い 生地 特岡

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手拭いの歴史について

手拭いの歴史

手拭い(てぬぐい)の歴史は古く、織物が出来た時代(人が文字を書けるようになった時代)にはあったとも言われています。最初は、麻や絹で作られた平織物でした。平安時代からは当時制定された法律により、庶民は麻の手拭いを、高貴な方は絹の手拭いを使ったと言われています。

手拭い 歴史

今使われているような綿の手拭い(てぬぐい)は、当時、綿が中国大陸の方から輸入されていたため、絹よりも高価でした。江戸時代の初めになると、日本でも綿が大きく栽培されるようになり、綿織物が普及し、綿の手拭いも普及したと言われています。

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老舗染物屋が教える『正しい手拭いの洗い方』

手拭いの洗い方

手拭いはどのように洗っていますか?

日常で頻繁に使う方にとっては、わざわざ手洗いで、というのも面倒だし、他の洗濯物と一緒に洗いたいと思う方も多いと思います。

京屋染物店で製作する手拭いは堅牢な染料を使い、十分な洗い工程を経てお届けしているので、洗濯機で洗剤を入れて他のものと一緒に洗ってもほぼ問題ないです。

それでも多少の色落ちをする場合があるので、他のものと一緒に洗うのは控えた方がより安心といえます。

染物屋が教える『手拭いの正しい洗い方』

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手拭いの名前について

手拭いとは

手拭い(てぬぐい)は、汗や顔や手を洗った後の水をぬぐったり、お風呂の時に体を洗ったりするために使われる木綿の平織り布のことです。手拭い(てぬぐい)は、その他にも寒暑除けや塵(ちり)除けなどの目的や、祭の装身具として頭にかぶるものとして使われます。
手拭い デザイン レンコン柄

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